単語と文法もだいぶ覚えてきたし、洋書にチャレンジしちゃおうかな。
せっかくだからベストセラーの「Fuctfulness」(著Hans Rosling) でも読んでみようっと。意識高い系を目指してるぼくにぴったりの本。
早速amazonでポチィ…!
お待ちなさい!!
見える…見えるわよ。
購入して数日しか経ってないのに本棚に積まれる洋書の姿が。
えぇっ!なんなの突然!
あら、ごめんなさい。あなたの行動が以前のわたしとそっくりで、ついね。
TOEIC○○点レベルと書いてある本を手に取り、自信満々に購入するものの数ページで挫折してしまうお茶目な私の姿とね。
何故、洋書をすぐ挫折してしまうのか
あんなにやる気に満ちていたのに、毎回途中で放棄してしまうのは何故なのかしら?ようやく原因に気付いたのよ。
原因1:分からない単語や表現が多い
1ページの中に何個も分からない単語や熟語が出てくると、辞書を引くのが本当にだるいのよね。
ネイティブ特有の表現まで出てきたらもうお手上げよ。
かといって読み飛ばすと意味が分からない。この状態が続くとストレスが溜まって、そっと本棚に置いちゃうのも当然よね。
原因2:英語を読むのに慣れていない
英語を読むのに慣れてない状態だと、1ページ読むだけでも想像してた何倍も時間がかかるのよね。1ページ読むのに1時間かかった日には、次の日その洋書は間違いなく棚に並んでいるわ。
原因3:本が面白くない
母国語ではない本を読むというのは結構ストレスがかかるものよ。特に普段読書する習慣がない人にとっては更にストレスがかかっちゃう。
そういった状態で薄い本ならともかく、全く興味のない内容の小説を1冊読みあげる事はかなりの忍耐力が必要なの。
そんなぁ…。じゃあ洋書を読むのは止めた方がいいって事?
いきなり実力以上の本にチャレンジするのをおすすめしないだけよ。
何度も挫折を繰り返すと、モチベーションが下がって勉強する事に嫌なイメージもついてしまうから。
じゃあ、どうしたら良いの?
結論:自分に合ったレベルの本を選ぶ
そう、賢いみなさんはとっくに気づいていたかもしれないけど、
挫折してしまう1番の大きな要因は自分の英語力以上の本を読んでいたからなの。
大事なのは自分が読める程度を理解して、合った本を選ぶ事。全体の75%セントは理解できないと自分に合った本とは言えないのよ。
簡単な文章でも沢山読めば、自然と読むスピードも上がっていくから焦らず優しい本からチャレンジしてね。
初心者の1冊めにおすすめな洋書シリーズ
英語学習を始めたばかりの時に私が読みまくっていたのは、語彙や難しい表現を制限した英語学習者の為の本。
・Penguin Readers シリーズ
・Oxford Bookworms Library シリーズ
・ラダーシリーズ
この3つよ。
どのシリーズを選んでも、あまり大差はないので自分が気になる作品を選んでみてね。
レベル別に分かれているので、学習を始めたばかりの初心者にぴったりなの。
1つ難点があるとすれば、ラインナップがクラシックな話が多くて
今どきの刺激多めの小説や漫画に慣れしんでる人からしたら、少し退屈かもしれないことね。でもページ数は少なくて初めのとっかかりにはぴったりよ。
Amazon等では気軽に数ページ試し読み出来るから買う前に理解できるレベルの本かどうかを確認してみてね。
楽しみながら読める洋書シリーズ
スクリーンプレイシリーズ
ちゃんと英語を勉強したい、でも楽しくなきゃ嫌。
そんな欲しがりなあなたにぴったりのシリーズを二つ紹介するわね。
1つ目は「スクリーンプレイ」シリーズよ。
映画のスクリプト(字幕)を起こした本で
左に原文、右に訳がついていているの。
単語の意味やネイティブ特有の難しい表現の解説までついてるので、辞書を引くストレスをゼロに出来るのがいいわね。
そして何より人気の映画のスクリプト(字幕)だから、楽しみながら勉強できるの。
あなたが好きな映画もきっとあるはずよ。
ルビ訳シリーズ
もうひとつは「ルビ訳シリーズ」よ。
ルビ訳シリーズは少し中級者向けかしらね。
難しい表現にだけ、日本語でルビ(訳)がついていて、辞書がなくても読みすすめる事が出来るのよ。
挫折しがちな私でも、興味のあるミステリーなら最後まで読み続けられたわ。
あ、スクリーンプレイシリーズにぼくの好きな映画があったよ!
ふふふ。沢山の文章に触れて慣れてきたと感じてからでも
難しい洋書は遅くないわ。
「最後まで読み切る」事は自信にも繋がるのよ。
沢山の成功体験を積み上げて、英語の勉強を楽しみましょうね。