「人に好かれたい!」
「他人と上手くコミュニケーションをとりたい」
そういった人間関係の悩みを解決に導いてくれる
全世界で2000万冊売れたベストセラー「人を動かす」
を原作の英語で読んでみたい方へ向けた記事です。
英語力に自信がないけど、チャレンジしてみたい方への情報もありますので、どうぞ最後までお付き合いくださいね。
人気の書籍「人を動かす」とは
20世紀で最も影響力のあるアメリカ人の一人に選ばれたD・カーネギーによる書籍の一つ。
世の中にはたくさんの自己啓発本が発売されていますが、その元祖とも言える存在です。
・人を動かす三原則
・人に好かれる六原則
・人を説得する十二原則
・人を変える九原則
(おまけ:幸福な過程をつくる七原則)
以上の4つの重要なポイントを具体的なストーリーを交えて、語ってくれます。
原書「How to Win Friends and Influence People」にチャレンジ
まず原書のタイトル「How to Win Friends and Influence People」は
日本では「人を動かす」と簡潔で格好良く邦訳されています。
Winには勝つだけではなく得るという意味があり、
Friendsには友だちだけででなく、支持者、味方という意味がありますので
「人からの支持を得て、味方につける方法」といった具合の意味になります。
さて、それでは実際に少し本の内容を見てみましょう。
Criticism is futile because it puts a man on the defensive, and usually makes him strive to justify himself. Criticism is dangerous, because it wounds a man’s precious pride, hurts his sense of importance, and arouses his resentment.
How to Win Friends and Influence Peopleより
意訳:
批判する事は相手の心を頑なにし、自己防衛に走らせてしまうので無駄である。
批判する事は人間の大事なプライドや重要感を傷つけ、恨みまで買ってしまう危険な行為である。
ジャンルが自己啓発書なだけあり、少し難しい単語や言い回しも多いです。
原作の「How to Win Friends and Influence People」は電子書籍のKindleなら100円以下で購入できてしまいます。
コンビニのコーヒー1杯以下で原書にチャレンジ出来るので
日本語版と照らし合わせつつ、じっくり読み進めていくのも良いですね。
英語で読んでみたいけど
300ページもあるし、英語力もそこまでないからちょっとつらいわ。
では、そういった方におすすめな本も紹介しますね。
英語で学ぶカーネギー「人の動かし方」
こちらの本は著者が選んだ重要な部分だけをピックアップし、単語の意味や翻訳、解説をつけてくれているので
原書よりも気軽にチャレンジする事ができます。
・要点だけ知りたい。
・一度「人を動かす」を読んでいて、もう一度大事な所だけさらっと読み直したい。
・原書に少しだけ触れてみたい。
こういった方にぴったりな本となっていますよ。
テーマは原書の初版通りではなく、6つのセクションに分けられています。
・相手をほめて、重要だと感じてもらうための法則
・相手を理解するための法則
・相手をやる気にさせるための法則
・相手に納得してもらうための法則
・相手に良い印象を与えるための法則
・幸せな家庭を築くための法則
原書の翻訳以外にも、作者が実際にアメリカに住んでいた時に感じた日本との違いや、カーネギー以外の成功者の実例なども紹介されていて読み応えがありますよ。